人生は日経平均株価のように

10年前によく聞いてたこの曲(※)が10年後の私の頭の中にフッと流れてきた。この曲を初めて聴いた時の感動は今でも覚えている。小さなアパートで小躍りしていた20代のわたし。思ひ出の連鎖がはじまり、大学時代の瑞々しい思ひ出が色鮮やかによみがえってくる。
頭の中のラジオ局。お次の曲(CD)はフリッパーズギターの「three cheers for our side 〜海へ行くつもりじゃなかった〜」これまた初めて聴いた時の強烈な印象が今でも忘れられない。
マガジンハウスの雑誌「オリーブ」なんぞも思い出し。胸がキュンとなる。フリッパーズのCDを何百回となく聞き、月2回のオリーブ発売日を心待ちにして過ごしていたあの頃の私。見かけは田舎のフツーの高校生だったけど、心は根っからのオリーブ少女。高校生〜大学生の多感なお年頃に、オリーブが与えた影響力は多大なもの。その後の人生にまで影響は及んでいる。
上を見上げりゃ、扇子をフリフリ、ボディコンで踊りくるっていたバブル世代、下を見下げりゃ、クシュクシュ靴下にミニスカートの女子高生世代。それにひきかえ、貧乏クジ世代氷河期世代、失われた10年、、、、色々と損している(と言われている)私達。だけど、フリッパーズを聴きながらオリーブを読みながら多感な青春を送ったハイセンスな世代である事を忘れないで欲しい。
世間の荒波にもまれ、すっかりやさぐれオトナになっちゃった私。梅酒を飲みながら、感慨にふける。明日からの通勤用のipodフリッパーズギターの「three cheers for our side」と小沢健二の「LIFE」を詰め込む。


(※)


つか、今聴いてもスゴイ。なんですか、このセンス!