香港 2014秋―交通機関編―

香港の交通システムが私は大好きだー。

空港からのエアポートエクスプレスがまず素晴らしい。わかりやすい乗り場と乗り心地の良さ、各種割引システムも魅力的だ。オクトパスカードも便利で快適だ。ほとんどの乗り物に割引料金で使える。地下鉄もまた素晴らい。地下鉄の駅にそれぞれテーマカラーがありそのカラーのモザイクタイルでそれぞれの駅の壁面仕上が施されている。なんとも粋だし、わかりやすい。明朝体の大きな駅名もたまらない。地下鉄の車内は座席がすべてシルバーで近未来的なデザインだ。街の中で空港のチェックイン(インタウンチェックイン)が出来るのも、合理的だ。観光客に優しいシステムだと思う。さすが観光都市だ。バスは2階建てでひっきりなしに街中を走りまわる。トラムなんてちょっと古めかしいように一見思えるが、いやいや現役感バリバリ。オクトパスカードのタッチセンサーも完備され、見事な働きぶり。トラムよりももっと古めかしいフェリーも市民や観光客の日常交通役として現役バリバリに働いているのも、素敵だ。エスカレーターのスピードがやけに早いのも笑ってしまう、けど嬉しい。もう、、、、香港交通、褒め殺しの巻。

2014年4月2日、香港紙・サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、世界84都市を対象にした調査で、最も都市交通システムの進んでいる都市に香港が選ばれた。参考消息網が5日付で伝えた。 国際経営コンサルティング会社のアーサー・D・リトル(ADL)は、独自の都市交通指標に基づいた調査を実施した。その結果、「世界で最も進んだ都市交通システムを有する」と評価された香港が1位になった。2位はストックホルムスウェーデン)、3位はアムステルダム(オランダ)、4位コペンハーゲンデンマーク)、5位ウィーン(オーストリア)、6位シンガポール。 9位はロンドン、東京は19位、北京は28位、広州は29位だった。香港は公共交通機関の地下鉄が発達しているため、香港市民1人当たりの自動車登録台数は世界でも最低レベルだ。一方、香港の自転車レーン設置数はランキング上位11都市のなかで最も少ない。道路上の二酸化炭素排出量も2006年から25%増加しており、大気汚染が進んでいることも香港の課題となっている。(翻訳・編集/本郷)レコードチャイナよりhttp://www.recordchina.co.jp/

2012年3月17日、香港運輸署の最新データによると、香港市民の約9割が外出の際に公共交通機関を利用しており、その利用率は世界一の高さだという。広州日報(電子版)が伝えた。 10年末のデータでは、公共交通機関利用者数は1日平均約1160万人。そのうち地下鉄やライト・レイルウェイ(軽鉄)、エアポート・エクスプレス(機場快速)などを含む鉄道機関の利用者が約36%を占めている。香港トラム(電車)の1日平均利用者数は22万6800人。その他の陸上交通機関はバス、ミニバス、マキシキャブ、タクシー、地域住民専用バスなどがあり、これらの乗客数合計は公共交通機関全体の60%を占めた。なかでもバスは香港市民にとって最も身近な交通手段であり、1日平均の輸送乗客数は全公共交通機関の32%を占めるほどだ。 11年12月だけをみても、1日平均約1200万人の市民が公共交通機関を利用している。香港の鉄道網は非常に発達しており、時間通りに目的地に到着するためには「地下鉄を利用するのが最適だ」と市民。運営する香港鉄路有限公司MTR)の筆頭株主は香港政府だ。公共バスはバス会社3社によって運営されているが、バス料金の設定には香港政府の許可が必要。またバス会社の取締役には政府代表の参加が義務付けられており、バス会社の経営状況や財政状況を政府が掌握できるシステムになっている。(翻訳・編集/本郷)レコードチャイナよりhttp://www.recordchina.co.jp/