フリーハンド宣言

昨日は学校で、他の人のエスキス図面をじっくり見られる事が出来た。案外、みんなキタナイ図面だし、チカラづくでプランを入れ込んでいる事がわかり、少々安心した。自分の描いたエスキス図面は、総合的に見て、結構イケテるんじゃぁないの!と自信が付いた。後は、製図のスピードをどうにかしなくてはならない・・・。

てわけで、「フリーハンドで作図してみよう!」と思いついた。噂では、かなり早く描けるらしい。だが、そういう人はほとんど見かけない。私は見た事が無い。友人の通っている日曜コースで"一人いた"という位の割合だ。そしてその夜は、フリーハンドの決意を胸に床に付く。

今朝はちょっと興奮気味に5時起床。さぁ、やるぞ!と製図板に用紙をセットしようとするが、定規が動いてくれない・・・。古い型の製図板なので、昨日床に倒してしまった時に定規を動かすためのローラーが外れてしまったようだ。ドライバーで、ネジをはずし、修理を試みるが元通りにはまってくれない。あれやこれや遣っていると、収拾のつかない程にバラバラに分解されてしまった。

もう、諦めた。これはきっと「フリーハンドでやりなさい」という神様のメッセージなんだわ。定規の外れた本当の製図"板"の上で初めてフリーハンドで描いてみた。

そしたら、びっくり仰天!定規を使って描くより、1時間も早く終えられたのだ!見かけ上も別に悪くは無いんじゃぁないの、と自画自賛。もう、定規なんて使ってやってられないわ〜。わたくし、フリーハンドで戦います。


追伸
とはいえ、一応ちゃんとした製図板は持ってにゃぁいかん。前の会社で一緒だった高円寺在住のAさんを思い出し、かなりご無沙汰なのだが、製図板を貸して下さい、とメールを送ってみた。何てふてぶてしいやつなんだと自分をあきれつつも、先程無事Aさんから製図板を拝借する事が出来た。ほんとうにありがとう、Aさん。