Nの結婚報告

先週のある日の夜、幼馴染のNちゃんから3年振り位に電話を貰った。
Nちゃんとは、幼稚園、小学校、中学校、高校とずっと一緒だった。幼稚園、小学校の時は登下校はいっつも一緒。家が近いので帰宅後は、暗くなるまで、いつも一緒に遊んでいた。中学、高校になると、それぞれ自分のやりたい部活に入り、お互い別に仲の良い友人も出来、別の個性(人格)が現れ出てきたが、それでもやはり、相変わらず仲良くしていた。
そんなNちゃんからの電話の内容は、結婚の報告だった。電話をもらった瞬間に察したけど、しみじみとひさびさにお話したら、何だかとても感慨深く泣けてしまいそうだった。
他の友人達の結婚については、"おめでとう70%、うらやましい30%"だけど、彼女の結婚は、"おめでとう95%、うらやましい5%"という気持ちだ。(それでもうらやましさは5%あるのが、情けない・・・)
Nちゃんの姿は電話以上に5〜6年見ていないが、声や話方から感じる限り、子供の頃とは性格がだいぶ変わったようだ。小学生の頃の私と彼女は、今とはまったく正反対の性格だった。活発で男の子にも食ってかかっていたNちゃんと、積極性が無くいつも人の後にくっついていた私。大人になった今、性格はお互い入れ替わってしまった。

電話口の女らしい可愛らしいNちゃんの声を聞きながら、しばし昔の思い出に浸る。なわけで、製図は、壁を書いた段階で放置されている。